『Hatter~ルイス・キャロル~』（薬草のジュレモー二）
３月のオリジナルカクテル二本目はお馴染みルイス・キャロル！
誰もが子供の頃に陶酔した「不思議の国のアリス」。
三月うさぎの庭園で催される奇妙のお茶会のシーンに登場する、アリスを惑わす帽子屋「Hatter」をイメージしたポップなカクテルです。
テーブルを模した台座にはミニチュア・ティーセットとお菓子を乗せました。(お菓子は勿論お召し上がりいただけます♪）
メインはスプモーニのアレンジカクテル。
レモングラス、ミント、カンパリ、トニックウォーターの成分キニーネと、春らしくハーブをふんだんに使用。
トニックウォーターとグレープフルーツのジュレの食感が楽しいご機嫌なカクテルです。
グラスの淵にはハッタ―の帽子を飾り、お茶会気分を盛り上げてくれます★
こちらも３月末までの限定の味わい。是非ご賞味くださいね！
十誡
『Dafne~ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ~』
毎月展開している十誡オリジナルカクテル。今月の一本目はなんと彫刻のイメージカクテル！
言わずと知れたイタリアの巨匠、ベルニーニの「アポロとダフネ」をイメージしました。
美術の教科書や写真集で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
もとはギリシア神話のエピソードのひとつであるアポロとダフネの物語。
アポロはエロス（キューピッド）が弓矢で遊んでいるのを叱り、それに怒ったエロスが金の矢（恋に陥る矢）をアポロに、ダフネには鉛の矢（恋を拒む矢）を打ち込みます。
人恋しくなったアポロは地上に降り、ダフネに一目ぼれし激しく求愛します。
アポロはダフネを追いかけ、ダフネはどこまでも逃げる…..
息も絶え絶えにダフネは父親のもとへ行き、自分の姿を変えてくれと懇願します。
アポロが触れようとした瞬間、足元から月桂樹に変化していくダフネ。
その一瞬を捉えたベルニーニのこの作品は、メタモルフォシスの美しさと乙女の哀しみ、決意が詩的に表現された傑作といえます。
重厚なグラスから芽吹くアーモンドの月桂樹、大理石を舌先に乗せたような滑らかで背徳的な口当たり…
イタリアの代表的なドルチェ、ティラミスをホワイトチョコレートで仕立てた上品な味わいです。
ホワイトデーに合わせた３月限定のドリンク。
エロスが放った矢は金の矢か、それとも鉛の矢か…
是非ご賞味くださいね！
十誡